糸リフトは種類だけ選べばよい?順序を間違えるとうまくいきません
「スレッドリフトとウルセラでは、どちらがよいですか?」 「両方受ければもっとよいのでは?」 「糸を入れてすぐに機器の施術を受けても大丈夫ですか?」
スレッドリフトの種類を調べていて、疑問に突き当たるのは多くの場合この点です。
まずお伝えすると、糸の種類を選ぶことよりも、順序と間隔を決めることのほうが結果に大きく影響します。順序を誤ると、二つの施術が互いの効果を損なうことがあります。
私は糸と機器の施術を同じ日には行いません。糸がなじむ期間と機器の熱が作用する時期が重ならないようにする方針です。

順序と間隔を決める三つの基準
併用を設計するとき、私は三つの点を見ます。一つ目は、主な問題が何かということです。たるみの方向を整えることが急務なら糸を、組織の弾力の土台づくりが先なら機器を先にする場合があります。二つ目は回復期間です。スレッドリフトでは挿入部位が治るまで数週間必要なため、そこへ熱刺激を加える時期は、回復状態を直接確認して決めます。三つ目は熱と糸の相互作用です。糸を挿入した部位に強い熱を加える時期には慎重さが必要なので、機器を先に、糸を後にする設計を検討することもあります。例えば、深いたるみが明らかで、真皮の弾力も大きく低下している方では、どちらを先にするかによって回復日程も結果を確認する時期も変わります。答えが一つに決まる問題ではなく、状態と目的に応じて順序が変わる問題です。そのため「普通は何を先にしますか?」という質問には、統計ではなく、その方のお顔を見て答えます。
「同じ日に一緒にできませんか?」——間隔が安全につながります
忙しい方が一度に済ませたいと思うのは理解できます。ただ、先に答えると、私は併用を急ぐことを勧めない場合が多くあります。最初の施術に皮膚がどう反応するかを確認してから次の段階を決めるほうが、結果と安全の両面でよいと考えているためです。併用は効果を足す設計である前に、安全な間隔を守る設計でなければなりません。数週間を節約しようとして回復の負担を増やすのは、優先順位が逆です。結婚式や大切なイベントがあれば、その日から逆算して順序を組む方法もありますので、予定が決まっている場合は相談時にあらかじめお伝えください。間隔は無駄な時間ではなく、設計の一部です。
LUNNではこう設計します
私は一度のカウンセリングだけで併用施術を決めません。たるみの程度、皮膚の厚さ、仕事や予定など回復のための条件まで確認し、順序と間隔を一緒に決めたうえで、施術と経過観察を私自身が続けて担当します。途中で担当が変わらないため、回復状態に合わせて次の段階の時期を調整する判断にも一貫性を持たせられます。計画表には施術名だけでなく、各段階の間隔と、その間隔を設ける理由も記載します。スレッドリフト後には引っ張られる感じ、内出血、腫れが出る場合があり、機器による施術でも一時的な赤みや腫れなどが生じることがあります。結果には個人差があります。こうした点は計画の段階で事前に説明します。

スレッドリフトの種類を比較する前に、機器によるリフトアップとどの順序で進めるかを尋ねてみてください。順序について説明できる医療機関であれば、糸の種類はその次の話です。
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