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フィラーが得意なクリニックの見分け方:3つの設計原則

パク・ヒョンクォン院長2026.01.21

「フィラーが上手なクリニックは、どう見分ければいいですか?」 「口コミを見て行きましたが、私の結果はいまひとつでした」

フィラーの再相談でよく耳にする言葉です。

正直にお伝えすると、口コミだけでは判断が難しいです。同じ医師が施術しても、お顔が違えば結果も違うからです。ただし、カウンセリングで確認できることはあります。

私は相談時に、その日に注入する位置と層、さらに注入しない場所までお伝えします。どこに入れないかを決めることが、設計の半分です。

相談室で顔の図に注入ベクトルを描く院長の手

へこんだ場所を埋めればよいのでは?

「ほうれい線が気になるなら、ほうれい線に入れるのでは?」と聞かれることがあります。先に答えると、必ずしもそうではありません。しわの溝だけにフィラーを入れれば、その場では浅く見えるかもしれません。しかし、原因が中顔面、つまり前頬のボリューム減少にある場合は話が変わります。前頬がへこむと皮膚や脂肪が下に押し下げられ、その折れ目がほうれい線として現れることが多いからです。この場合、原因である前頬を深い層から先に支えると、ほうれい線の溝には少量を足すだけ、あるいはまったく入れなくても印象が整うことがあります。逆に、結果として現れた部位だけを埋め続けると、施術のたびに量が増え、口元が重くなり、笑ったときの表情も不自然になりやすくなります。「原因の部位に入れると、顔が大きく見えませんか?」という心配も聞きます。深い層で構造を支える注入は、表面を膨らませる注入とは性質が異なります。どこがへこんでいるかより、なぜへこんで見えるのかを先に考える理由です。

まず適切なcc数を決めればよいですか?

相談で最も多いのが「何cc必要ですか?」という質問です。先に答えると、量は設計の結果であって、出発点ではありません。顔はつながった構造なので、ある部位のボリュームは隣の部位の影や比率も変えます。そのため私は、量よりも位置を、位置よりも方向、つまりベクトルを見ます。同じ1ccでも、どの深さからどの方向へ支えるかで結果は異なります。テントを想像すると分かりやすいでしょう。布をいくら厚く足しても、支柱の位置と角度がずれていれば形は整いません。逆に、数本の支柱が正しい場所に立っていれば、少ない布でも形ができます。顔も同じです。支点が正確であれば、総使用量はむしろ少なくなることがあります。そのため正面だけでなく、45度の斜め、側面、さらに笑ったり話したりするときの動きまで確認してから、注入点と方向を決めます。部分の修正ではなく、全体のバランスが目標だからです。

斜めの角度から顔のボリュームの流れを確認する相談風景

一度で終わらせることはできませんか?

「どうせ受けるなら、一度に十分な量を入れるほうがよいのでは?」と聞かれることがあります。私はむしろ逆をお勧めすることが多いです。フィラーは足すのは簡単でも、減らすには手間がかかるからです。ヒアルロン酸フィラーには溶解注射がありますが、それも別の施術であり、皮膚への負担がまったくないわけではありません。施術直後はむくみも重なっており、正確な判断が難しくなります。腫れが落ち着くまで通常1~2週間、製剤が組織になじむまで約2~4週間かかります。その前に量で結果を出そうとすると、過矯正につながりやすくなります。そのため最初から十分に入れるよりも、少し控えめに始め、経過を見て必要な部位だけ補うほうが安全だと考えています。施術を二、三回に分けるのは面倒に感じられるかもしれませんが、顔にとってはそのほうが自然です。

施術計画と使用量が記録された診療チャート

LUNN皮膚科医院では、相談から施術、経過確認まで私が直接担当します。相談した人と施術する人が違うと、設計の意図が伝わりにくくなると考えているからです。ジュビダーム、ベロテロ、レスチレン、ニューラミスなど、物性の異なる製剤から部位と目的に合うものを選び、必要な量だけを計画します。しっかり支える必要のあるあご先と、柔らかく広がってほしい部位では、適した製剤が異なるためです。診療は個室でプライバシーに配慮して行います。狎鴎亭ロデオ駅4番出口から1分のため、経過確認の再来院もしやすい立地です。

部位ごとのフィラー製剤を整理した施術準備用トレー

フィラーが上手なクリニックを探しているなら、三つだけ尋ねてください。どこに入れるのか、どの層に入れるのか、なぜその順番なのか。この三つに答えが得られれば、そこで施術を受ける判断材料になります。

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