LUNN
ニキビ

ニキビの赤い跡は瘢痕?色素?3つを見分ける基準

パク・ヒョンクォン院長2025.10.29

「ニキビ跡にレーザーを受けたのに、赤みがそのままです」 「跡と瘢痕は違うのですか?」

ニキビが落ち着いたあと、最も混乱しやすい点です。

率直にお伝えすると、ニキビの跡は一種類ではなく三種類です。赤い跡、茶色い色素沈着、へこんだ瘢痕には、それぞれ別の治療が必要です。一つの施術で三つともなくせるという説明は成り立ちません。

私は相談時に、まず三つのタイプの割合を分けて考えます。どれが多いかによって、開始点が変わるからです。

拡大鏡で患者の肌を観察する診察風景。顔は個人を特定できないよう処理済み

赤い跡が色素レーザーで消えないのはなぜですか?

「色素レーザーを受けたのに赤みが変わりません。なぜですか?」と聞かれることがあります。答えは、狙った標的が違うからです。赤い跡は、炎症があった場所の微小血管が拡張したままになっていたり、炎症の名残がまだ残っていたりする状態です。問題の本質は色素ではなく血管ということです。色素レーザーはメラニンに反応する波長を使う機器なので、血管が原因の赤みに対しては標的が外れた道具になります。同じ「レーザー」という名前でも、標的が違えばまったく別の治療です。

もう一つ大切な点があります。赤い跡が残っていることは、その部位の炎症が完全には終わっていないサインかもしれません。この状態で刺激の強い治療を急ぐと、かえって炎症を刺激する可能性があるため、私はまず炎症を落ち着かせる順序を検討します。炎症後紅斑は、肌の状態によって数か月かけて徐々に薄くなることもあります。道具選びと同じくらい、時期の判断が重要な理由です。

茶色い跡は待てばなくなりますか?

茶色い跡は炎症後色素沈着、つまり炎症の過程でメラニンが過剰に作られて残った色素の問題です。「そのままにしておけば消えますか?」と聞かれることがあります。答えは、薄くなる可能性はありますが、条件があります。紫外線を浴び続けると色素はかえって濃くなることがあり、手でむしったりこすったりする刺激も色素沈着を強めることがあります。待つことが有効になるには、紫外線対策と刺激の管理が前提です。

治療するなら、色素を標的とする方法が適しています。私はピコウェイの色素モードを検討します。ピコ秒単位の短い照射で色素粒子を細かく分け、体が処理しやすくする方法です。ただし色素治療は一度で終わるより、数週間おきに複数回に分けて行うことが多く、治療中も紫外線対策が結果のかなりの部分を左右します。

自宅で三つのタイプをおおまかに観察する方法もあります。洗顔直後の素肌で跡が赤く見えれば血管性、茶色く見えれば色素性の可能性が高く、指で皮膚を軽く引っ張ったときに跡が薄くなり影が消える場合は、へこみを伴う瘢痕の可能性があります。もちろん参考のための観察にすぎず、正確な区別は診察室で拡大鏡と照明を使って確認する必要があります。

へこんだ瘢痕はなぜ表面の治療で埋まらないのですか?

へこんだ瘢痕は、炎症が真皮のコラーゲン構造を壊して表面が陥没した状態、つまり構造上の問題です。例えるなら、床が沈んだ家です。屋根だけを整えても沈んだ床が上がらないように、表面だけを扱う治療では、陥没の原因である真皮の欠損は解決しません。「削れば平らになりませんか?」と聞かれることがあります。答えは、表面を削る方法は皮膚全体への負担が大きいだけでなく、欠損自体を埋めるものではないということです。瘢痕には真皮へ再生のシグナルを与え、コラーゲンが再び作られるよう促す方法が必要で、このリモデリングには数週間から数か月かかります。へこんだ瘢痕は別のコラムで詳しく扱っていますので、あわせてお読みください。

表皮と真皮の断面図を指しながら説明する相談風景

まずタイプと割合を分けます

実際の診療では、一つのお顔に三つのタイプが混在していることがほとんどです。そのため、治療設計の前に跡のタイプと割合を分けることから始めます。色素性の跡にはピコウェイの色素モード、構造的な瘢痕にはピコフラクショナルモードで真皮の再生を促す方法、赤みの残る部位には炎症を先に落ち着かせる順序をそれぞれ検討します。どの跡から、どの組み合わせで取り組むかは、私が直接肌を見て判断します。当院は相談から施術、アフターケアまで私が直接担当する、院長一人の診療体制です。前回の肌の反応を覚えている医師が次回を調整すること。それがニキビ跡治療の基本だと考えています。清潭で複数の皮膚科を比較しているなら、機器の名前より「自分の跡をタイプ別に説明してくれるか」を基準にすることをお勧めします。

診療チャートに跡のタイプ別の治療順序をメモする手

おわりに

ニキビの赤い跡が長く残っているなら、施術を決める前に、ご自身の跡が三つのうちどれに当たるか確認してください。タイプを分けて説明してくれるところから始めればよいと思います。

あわせて読みたいコラム:ニキビの色素沈着は待つ?治療する?判断を分ける3つのサイン · ニキビ跡の瘢痕治療は削ればよい?再構築を選ぶ理由 関連施術のご案内:ニキビ跡

BEGIN WITH
CONSULTATION

パク・ヒョンクォン院長との
1対1カウンセリングから始めましょう

電話カカオトークWhatsAppInstagramブログNaver Place