江南の額フィラーは、額の骨の上の浅い層にヒアルロン酸を少量ずつ分けて入れ、起伏を緩やかに整える施術です。
自然さは量より注入層と配分で決まり、直後には一時的に腫れが目立つ場合があります。
結果は額の骨の形や皮膚の厚みによって異なります。
➊江南の額フィラーはどのような施術ですか?
額の骨の上の浅い層にヒアルロン酸(水分成分)フィラーを少量ずつ分けて注入し、平坦またはへこんだ額の起伏を緩やかに整えます。
額は顔全体の印象の出発点ともいえる部位です。横から見た骨の曲線が角張りすぎたりへこんだりすると、硬い印象や疲れた印象になりやすくなります。
フィラーはその曲線を補い、光の流れを自然にする役割があります。
診療で重視するのは「どれだけ」ではなく、「どこに、どの層へ」入れるかです。
➋量が多ければ自然というわけではない理由
額のラインは、正面より横からの曲線が重要に働く部位です。
多く入れるほど膨らみすぎて不自然になりやすく、自然なラインには額の骨の曲率とフィラーの物性が合う必要があります。
ヒアルロン酸フィラーは製品ごとに弾性や凝集性(レオロジー)が異なります。額のような広く平らな部位には柔らかく広がる性質、眉上の狭い部分には形を支える性質が合う場合が多くあります。
骨の上の薄い層に少量ずつ分けて注入する方法は、固まりのない結果につながるとされています。
量より配分が重要なもう一つの理由は、額の左右差です。
ほとんどの顔には微細な左右差があり、左右に同量を入れるとかえって目立つ場合があります。
「額フィラーの自然さは注入量ではなく、骨の曲線に合った層と配分で決まります。」
➌自分に合う額フィラーはどう決めますか?
額の悩みは大きく3つに分かれます。
全体が平らで低い場合、眉上やこめかみ側が特にへこんでいる場合、額の骨の突出部(前頭結節)が目立ち起伏が強い場合です。
種類によって部位・量・層がすべて異なるため、写真と触診による事前設計が結果を左右します。
| 悩みの種類 | アプローチ |
|---|---|
| 額全体が平らで低い | 全体に薄く分けて注入し、自然な光の流れを形成 |
| 眉上・こめかみのへこみ | 局所に少量補強し、横の曲線を優先して調整 |
| 前頭結節による強い起伏 | 突出部の周囲を補い、境目を緩やかにつなぐ |
- ✓ 平坦な額:全体に薄く
- ✓ 局所のへこみ:その部分だけ少量補強
- ✓ 強い起伏:境目を滑らかにつなぐ
➍効果が見える時期と腫れの管理
直後からある程度の変化は分かりますが、自然なラインは腫れが落ち着く数日後から徐々に現れる傾向です。
額は皮膚が比較的薄く、腫れや圧迫される感覚が他の部位より目立つ場合があります。
この時期は冷却と、施術部位を強く押さないことが回復に役立ちます。
| 時期 | 変化 |
|---|---|
| 当日~3日 | 腫れ・圧迫感、少量の内出血の可能性 |
| 1週間前後 | 腫れが減り、ラインが徐々に自然に |
| 2週間以降 | 最終形に近づく(個人差あり) |
ヒアルロン酸は徐々に分解されるため、一定期間後に維持のため追加施術を検討することが多くあります。
正確な持続期間は製品の種類、体質、生活習慣によって異なります。
➎額フィラーの副作用と注意点
すべてのフィラー施術と同様、内出血や腫れ、一時的な痛みを伴う場合があります。
よりまれには、感染や結節(硬く触れる塊)の報告もあります。
額は血管分布を特に丁寧に確認すべき部位の一つです。ごくまれに血管を圧迫・侵入すると、皮膚色の変化や組織損傷につながる可能性が報告されています。
そのため、解剖学的構造を考慮した注入角度・速度、必要時の吸引確認などの手順が重要です。
施術前には抗凝固薬の服用、過去のフィラー歴、最近の感染症やワクチン接種について必ず伝えてください。
全身感染やワクチン接種後に過去の施術部位が腫れる遅発反応もまれに報告されています。普段と違う腫れが続けば、診療を受けることが安全です。
➏額フィラーが合う方と、他の施術が合う方
骨の曲線が平坦・へこんで横顔が硬く見える方や、眉上・こめかみの局所的なへこみが気になる方には、額フィラーを勧めることが多いです。
少量でも横のラインが柔らかくなる変化を期待できるためです。
筋肉の動きによる横じわが主な悩みならボトックスが優先となり、たるみや弾力低下が強ければ、フィラー単独よりリフト施術も検討する方が自然な結果につながる場合が多くあります。
フィラーが医院の売上につながるのは事実ですが、望む結果と方向が違えば別の方法を先に案内するのが診療の原則だと考えます。
骨の形、肌の厚み、何を優先して改善したいかを合わせて方向を決めます(個人差があります)。
「額の起伏が悩みならフィラー、動かすとできるシワならボトックスを先に検討します。」


Qよくある質問
額の骨の上は神経分布が比較的単純で、他の部位ほど強く痛まない場合が多くあります。
もちろん痛みの感じ方には個人差があります。
直後の1~3日ほど腫れや圧迫感があり、その後徐々に自然なラインが現れます。
回復の速さには個人差があります。
フィラーは不足したボリュームを補い、ボトックスは筋肉の動きを抑えてシワを和らげます。
額のライン自体が低ければフィラー、動かすとできるシワが悩みならボトックスが合う場合が多くあります。
| 項目 | 主な目的 |
|---|---|
| 額フィラー | ボリューム補強・曲線形成 |
| 額ボトックス | 動きによるシワの軽減 |
ヒアルロン酸フィラーは徐々に分解され、一定期間後に追加施術を検討することが多くあります。
持続期間は製品や体質によって異なります。
診療で額の形と皮膚の厚みを確認し、消毒と麻酔を経て少量ずつ分けて注入します。
診療で状態を見て個別の計画を立てます(個人差があります)。
額フィラーは顔を変える施術ではなく、元々の額の骨の曲線を自然につなぐ施術です。
額の骨の上の浅い層に少量ずつ分けて補い、起伏を緩やかにするボリューム施術です。
ご自身の額の形に合う量と層については、LUNN皮膚科医院での相談を勧めます。
LUNN皮膚科医院代表院長・皮膚科専門医 パク・ヒョンクォン
フィラー施術では、まれに内出血・腫れ・感染・結節・色素沈着が生じ、ごくまれに血管関連の合併症も報告されています(医療法第56条に関するご案内)。
治療・施術の結果には、個人の状態によって差があります。
本コラムは医療情報の提供を目的として作成されています。







